メルボルン旅行記 一日目 11th Aug. 2006
Adelaide 〜 Kingston S.E. 〜
Robe 〜 Beachport
〜 Mount Gambier
1週間以上も家を空けるのに、生野菜などを処理し切れなかったため、
残り物でサンドウィッチを作って出発。
天気はまずまず。気温もそんなに低くはならないようで、ほっと安心。
午前9時5分に家をでました。
まずはPrinces
Highway(B1)をひた走る。
なんてったって、SA州は日本の3倍の面積ですから。巨大だよね。
本日の最終目的地マウントガンビアは、アデレードの南西約450km。
限りなくVictoria州に近いSA州第二の都市(街?)です。
途中、Meningie(メニンギ)で運転交代。そのあとKingstonS.E.でお昼ご飯。
元気が良かったので、外のベンチでピクニック気分。
ここから、Princes Highwayから海沿いを走るSouthern Ports
Highway(B101)へ。
高速道路といっても、日本と違って、普通の民家や牧場の間をぬって通っている道なので、子供に注意(めったに
歩いている人は見かけないけど)、動物注意の看板があちこちに立っています。
途中で、カンガルーの死体を何回か見かけましたが、カンガルーがぶつかってくると、ぶつかられた車も
かなり大きな被害を受けるそうです。そして、非常なようですが動物が飛び出してきてもよけちゃだめなんだって。
よけようとすると、対向車とぶつかったりして更に大きな事故になりかねないから、飛び出してきたらはねるのが
ここのルールらしいです。(真偽のほどは不明ですが^^;)
そんな説明されても、わたしには無理!人間、とっさのときには考える前にハンドル切っちゃうと思うのだけれど。。。
とにかく、カンガルーが飛び出してこないことをひたすら祈りながら運転しました。
途中で立ち寄ったのは、RobeとBeachport。どちらも、バカンスの間に賑わうだけの小さくて素朴な海辺の町。
わたしもジョン君も、こういう小さな町が大好きで、ちょくちょくドライブにもでかけます。
だけど、こういう、日本向けのガイドブックには載ってない場所こそ、国内旅行の醍醐味だよね☆
まずは、Robeの写真から。
静かなビーチが長ーく続いています。 昔の税関。
ちゃんと見所が順番に回れるようにガイドマップがあります。
そのうちのひとつ、昔の監獄跡。
発掘跡のようにほとんど何もなくって
わたしたちのほかには誰もいませんでした。
ちなみにこの右側に見えている道路が、見所めぐりの道です。
灯台のような、灯台ではないこの建物は、オベリスクというもので、灯台ができる以前に目印的な役割を
していたのだそうです。なぞの物体ではありますが、打ち寄せる波の激しさは迫力満点。
水平線を見て、地球が丸いことを実感したのでした。
このあたりの地形は、すべてこの波の威力で形成されているそうです。
Robeから車で約1時間ほどでBeachportに着きます。ここを歩いていると通りすがりのおばあちゃんが
街の様子を少しだけ話してくれました。きれいな町だけど、交通手段は、自家用車か徒歩のみで
バスも電車もタクシーすら走ってないとのこと。田舎暮らしをしたい人にはもってこいかも。
町の大通り。突き当たりがロータリーになってて
この突堤、なんと700mもあるんだって。迷ったけど
その向こうは海です。大通りといっても静かなもの 往復1.4kmはきついと思ったのでやめました。
で、人通りもほとんどなし。
町を取り囲むようにビーチがあります。
とてもきれいな砂浜です。
アデレードからはちょっと遠いから
穴場的な場所なんじゃないかと思うんだけど
どうなのかしら。。。
ここはなんと塩水湖。
イスラエルの死海のような場所が
まさかSA州にあるとは思いませんでした。
泳ぐにはちょっと季節が早いけど
水はとてもきれいでした。
ちなみに、海水の7倍の濃度と説明があったので
なめてみたけど、そんなにしょっぱいとは思わなかったです。
ぜひ、泳げる時期に再訪したいなあ!!
MountGambierのモーテルに着いたのは結局5時過ぎでした。
晩ご飯を食べに大通りまで行ったけど、ゆっくり観光する時間がなかったのが残念。
途中で交代したけど、2人とも早起きして長距離ドライブ。疲れ果てて10時には就寝。
明日も早起きです☆